知る人ぞ知る、東京のヴィンテージマンションを代表する川口アパートメント。
作家の川口松太郎が自宅の建て替えを兼ねて建てた川口アパートメントは、50年以上の年月を重ね、味わい深いヴィンテージマンションへ姿を変えていて、一度は入居してみたいという方は多いのではないかと思います。
竣工は昭和39年。東京オリンピックが開催された年です。
マンションの歴史では、芦原義信氏の設計した、これもヴィンテージマンションの代名詞「秀和シリーズ」の第1号秀和青山レジデンスや、ライオンズマンションの第1号ライオンズマンション赤坂が竣工した年でもあります。日本初の億ション「コープオリンピア」は翌年の昭和40年分譲です。
エントランスには車寄せ、ロビーにはホテルのようなフロントが設けてあり、管理人さんが常駐していて、管理状態もとても良好です。かつては敷地内にプールやレストランがあり、住民同士の集いの場だったとか。
玄関ロビーには、「家の美は心の美を作る」と書かれた川口松太郎直筆の額が飾られていて、出入りする度に身が引き締まります。
室内は約148.76平米の4LDKで、元々2部屋だったところを1部屋に改装したようです。２つあるトイレは名残でしょうか。
ですので、入居時には2部屋分の電気契約が必要となります。
キッチン、浴室、洗面室といった水回りはリノベーションしてありますので、比較的新しく使い勝手は良さそうです。
歴史も興味深く、一度はこういう家に住んで、人生の１ページに含めてみても面白いなぁと感じさせるマンションです。
入居してみたいと思っている方はお早めに！
※給湯・水道料は管理費に含みます。
※洗濯物は屋上干し（9時から17時まで）
※事務所使用可（管理組合の要承認）
※ペット飼育相談可（敷金1ヶ月追加）
※ルームシェア不可
※駐車場空きなし：近隣駐車場利用
※ランドリールームあり
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