代官山コーポラスのメゾネットタイプです。
ヴィンテージマンションのシリーズでも有名な、信販コーポラスの「コーポラスシリーズ」のひとつ。
信販コーポラスのシリーズといえば、四谷コーポラスが、昭和31年に民間で初めて分譲したマンションとして知られていますが、
代官山コーポラスはその翌年に誕生しました。昭和37年の区分所有法が制定される前の事です。
四谷コーポラスは、建て替えになってしまったので、信販コーポラスシリーズでは最古の物件になるのでしょうか?
守衛室と呼ぶ方がしっくりくるデザインの入口の管理室や、中庭のわさわさと生茂った木々達が、時を重ね熟成された歴史に一役買ってくれているようにも思います。
エレベーターはありませんので、階段で4階まで。このマンションの面白いところは、玄関ドアのデザインが、違っている部屋があるところ。
区分所有法ができる前の物件なので、玄関ドアも所有者の好みで交換していたんでしょうね。今ではもちろんそれぞれが好きに交換することはできません。
今回取材してきた部屋は、当初からのドアでした。内開きのドアは、昭和30年代-40年代前半では見られます。今ではほとんどが外開きです。
お部屋は、約90平米のメゾネットタイプです。
4階が玄関、浴室と約7帖の1部屋。2階に、キッチン、14帖のリビングと6帖の洋室の2LDKです。
南の窓からは、中庭の木々が部屋を彩り、北の窓からは渋谷のビルが一望できます。
マンションの裏手には猿楽小学校と猿楽古代住居跡公園があります。
グリーンビューの代官山レトロマンションとして今でも価値があるマンションだと思います。
内装は、リノベーションを行い、水回りや建具は比較的新しいものに変わってますので、現代の生活に慣れている私たちとしては、暮らしやすい内装です。
昭和30年代築の代官山にあるヴィンテージマンション。
人生の一ページをともに過ごしてみたい物件ではあります。
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