ブロック塀に囲まれ、正面から見ると寮のようなたたずまいの、昭和42年築、世田谷区野沢に建つヴィンテージマンション、野沢ハイムです。
エントランス側に駐車場、バルコニー側に芝生の庭を配し、この時代のマンションならではのゆったりとした造りです。日々の暮らしを考えると、この余白が嬉しいですね。
スキップフロアタイプのマンションで、エレベーター停止階の奇数階に共用廊下があり、偶数階の玄関も奇数階に集約されています。そのため偶数階の居室には室内階段があり、ちょっとした戸建て感覚が味わえます。
ガレージ賃貸でも紹介している、馬事公苑前ハイムや富士見ハイムと同じ、住友商事の昭和40年代の分譲マンションシリーズの一つで、通風窓のある内開きスチールドア+スキップフロア+木の手摺の室内階段の基本形をそのまま残しています。土間のタイルは富士見ハイムと同系色でしたので、もしかしたら竣工当時のものかもしれません。
室内階段を上ると、左(南側)にリビング、右(北側)に洋室のセンターインの間取りです。
4階にあるこのお部屋のリビングからは、ちょうど窓にかかるように桜の木が見えます。もう少しすると桜が咲き始め、また違った景色で、目を楽しませてくれるでしょう。満開の春、葉桜の夏、桜紅葉の秋と四季折々の表情があり、季節の移り変わりを身近に感じるお部屋です。
隣の鶴ヶ久保公園は、昭和13年の開園で、こちらもヴィンテージ。
銘板には、「東京市鶴ヶ久保公園」とありました。
エントランスには桜やツツジ、マンションを囲むように木々が植えられています。
南側の庭は芝生広場になっていて、ベンチが置いてあり、晴れた日には静かに日光浴なんていいなぁと思い耽ってしまいます。
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田園都市線 駒沢大学 三軒茶屋 学芸大学 東横線 野沢
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