白金台の高台から山手線を超え、目黒川へ下る斜面に建つ、昭和43年築のヴィンテージマンション、「目黒台マンション」です。
目黒雅叙園に抜ける行人坂、飲食店が立ち並ぶ権之助坂、恵比寿から自衛隊駐屯地横を走る茶屋坂など、目黒は坂が多いことでも有名ですが、目黒台マンションも、これらの坂に並行する地域にあります。
世田谷の岡本や等々力のように、川へ向かう斜面は陽当たりや眺望が良いためか、住宅地として人気が高く、周りを歩いていてもいい雰囲気のマンションや木造建築を良く見かけます。ヴィンテージマンションでは、秀和目黒レジデンスやシャンボール第２目黒、パビヨン目黒なども同じエリアですね。
目黒というと権之助坂から目黒新橋にかけての、小料理屋やラーメン屋、飲食店が並ぶ雑多な印象が強いかもしれませんが、一歩路地を入ると、ガラッと印象が変わりとても静かな住宅街です。道幅の狭い路地や坂に近年減りつつある大谷石の擁壁という風景もまだまだ多く、坂好きや路地好きにはたまらない町です。
メインエントランスは坂の中腹にあり、目黒川方面に目を向けると、遠くまで青い空が広がっていました。夕日がとてもきれいに見えそうです。斜面に建つマンションならではの眺望ですね。
エントランスホールには正面にタイル絵が。アールの階段は集会室と共用ロビーのある２階に続きます。
室内は、1-2階のメゾネットタイプに33㎡の専用庭付き。マンションなのに戸建て感覚で住めます。
1階に27帖のLDK、2階に6.7帖の洋室と、8.8帖の洋室の２LDK。置いてある家具や建具の色・デザインは、好みが分かれるところかもしれませんが、私は、ふわっとした愛嬌を感じました。
※小学生以下のお子様不可 ※ペット不可 ※楽器不可
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