原宿の、若者が集う賑やかなエリアと隣り合わせにありながら、大人びた風格を感じる町、千駄ケ谷。
ヴィンテージマンションといわれる、古き良き建物もところどころに残っていて、あてどなくただ町を歩くだけでも、目を楽しませてくれます。
今回ご紹介するのは、そんな千駄ヶ谷にある、ヴィンテージマンションの代名詞、秀和シリーズのひとつ、秀和神宮レジデンスの一部屋です。
青い瓦屋根に白いスタッコ壁。水紋なのか花なのかを模した床のタイル、レンガの門柱とロートアイアンのゲート。秀和の特徴を色濃く残しています。
エントランスゲートから入口までの階段は、一時期解体しスロープへの変更案もあったそうですが、このタイルを残したいとの意見も多く、階段のまま保存していくことにしたそうで、住んでいる方の秀和愛が感じられます。
階段の曲がり具合も素敵で、雨の降る夜は、物語が始まりそうな風情があります。
今回賃貸募集するお部屋は、6階。40㎡強のワンルーム。
元々はオーナーが居住していた部屋で、その当時に、建築家の設計により、大掛かりなリノベーション工事を行っています。
天井は躯体表しでライティングレールを這わせ、床は無垢のフローリング。壁も躯体表しで、一面には棚を、もう一面にはキッチンを配置。
部屋の真ん中に、ベッドと机、収納が一体となった大きな立方体を置き、ややもすると間延びした、ただの広い空間になりがちなスペースに、メリハリをもたらしています。
特徴的なのは水回り。浴室は、バスタブにオーバーヘッドシャワーのみで、洗い場のない海外仕様。キッチンは、ホシザキの冷蔵庫に、タニコーのガスオーブンレンジと本格的な厨房の組み合わせ。
慣れるまで、少しとまどいはあるかもしれませんが、ありきたりな内装には満足できないという、クリエイティブな方には、心からお勧めできる内装です。
近くには内装がおしゃれなカフェも点在し、OKストアもあり、最近は成城石井もできたので、近所での買い物も、より便利になり、都会の中にありながら、喧騒から少し距離を置き、便利にゆったり暮らすには、とても都合の良い場所だと思います。
【居住いただくにあたって】
・冷蔵庫は、ホシザキの業務用冷蔵庫が設置されていますが、音が大きいため、使用をお勧めしません。
オーナーも、前入居者も使用していませんでした。
前入居者は、代わりにハイアールの２ドアのミニ冷蔵庫を、ガスオーブン横のカウンター下のスペースに置いていました。
・入退去時それぞれに、管理組合に対し1万円の支払いが掛かります。
・洗濯物は、バルコニーには干せません。屋上の共用物干しスペースに干します。
・オートロックの電話番号登録に2,000円(税別)が掛かります。
・駐輪場は1台年額9,600円です。
※賃貸人は、海外居住で、税法上の非居住者となります。
事務所使用や法人契約の場合は、賃借人が、賃料の一部を源泉徴収し、納税する必要があります。
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