ヴィンテージマンションの代名詞といえば「コーポラスシリーズ」ですが、信販コーポラス系とニチモプレハブ系の2つがあるのをご存知でしょうか。
今回ご紹介する駒沢コーポラスは、ニチモプレハブ系のコーポラスシリーズのひとつです。
プレハブの名の通り、立方体の空間を上下左右にブロックのように積み上げた形が特徴です。デザインの系統としては大仰にいうと、黒川紀章の中銀カプセルタワーのようなメタボリズムではないでしょうか(笑)
「バルコニー側の出っ張りのない平面」「スカシブロックをアクセントとして多用したデザイン」「小豆色に塗装した壁面」など、コーポラスデザインの主流をきちっと守っています。スカシブロックはエントランスホールと共用階段に多用され、デザイン性の高さにちょっと惚れ惚れしてしまいました。
昭和43年ながらエントランスホールや共用廊下などは清潔感があり、住民の維持管理への関心の高さがうかがえました。
内装は、白い建具にパイン材?の無垢フローリングで、ナチュラルテイストです。前回の住人の入居前にリノベーションしたのでしょうか。所々傷や汚れはありましたが、そんなに古くは感じませんでした。取材時は退去後直ぐでしたので、使用感がありましたがクリーニング後は、大分きれいになると思います。
クリーニングは、もちろんオーナーで行います。
間取りは1LDKに2.5帖のウォークインクローゼット付。
1LDKといっても、LDKと洋室は引き戸で仕切られているだけですので、開放すれば広く使えます。ウォークインクローゼットはガチャ棚ですので、必要に応じて棚の枚数を変更できます。
バルコニー側には高い建物がなく、開けた眺望は魅力的でしたが、ハト除けネットが一面にかかっているのは残念。
田園都市線の駒沢大学駅から歩いて8分、国道246の駒沢の交差点を入ってすぐのところですが、車の交通音はさほど気になりませんでした。
駒沢公園が近いというのは魅力ですね。並びにある沖縄料理のお店もなかなか良かったです。
都会ですがちょっと田舎っぽい雰囲気もあり、住みやすそうな町並みです。
※保証会社利用必須です。初回保証料として、月額賃料等の60~100%、1年毎に1万円の保証料がかかります。
※鍵交換費用として、入居時に21,600円、毎月補償付帯費として900円がかかります。
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