島根県松江市亀尻、中海に浮かぶ島にある売古民家の紹介です。
※賃貸ではありません
レトロチェアから始まり、諸々縁あって行ってきました、「古民家探しの旅in島根」。
そこで出会った昭和４年築の古民家（農家）です。
昭和４年築ですので、古民家と呼ぶにはまだ新しいかもしれません。
場所は、島根県松江市八束町。
東京からのアクセスですと、羽田よりANAで1時間ちょっとの米子空港まで行き、そこから車で約20分。
自動車メーカーのCMで有名な「べた踏み坂」を渡り、島を一つ越えた、中海に浮かぶ「大根島（だいこんしま）」にあります。
水木しげるの出身地の境港市も近くです。
734.92平米（222.31坪）の敷地に、母屋と離れ、物置の３棟が建ち、道を隔てて２階建ての納屋があります。
今回の売却対象物件は、母屋＋離れ＋物置＋納屋の４棟で、すべてで395万円です。
母屋：203.32平米（61.50坪）
離れ：71.27平米（21.55坪）
物置：物置16.29平米（4.9坪）
納屋：面積不明
3分ほど歩いたところには畑もついていて、こちらも交渉可能とのこと。
※但し、農地売買には関係各所への届出や、必要要件があります。家庭菜園程度の広さをレンタルすることも相談できます。
母屋は、「田の字」型の間取りに縁側、広い土間の農家様式。
欄間の透かし彫りや障子戸の組子など、東京で見たら興奮してしまう造りです。
赤い屋根瓦は、日本三大瓦のひとつとされる、島根県特産の石州瓦。
島根県ではこの石州瓦の集落をよく見かけますが、屋根だけ見ると、ドイツのローテンブルグを思い出します。
中庭は、大根島でかつてよく採れた島石を使っています。
堅硬多孔質の玄武岩で、今では大変貴重な石とのこと。
母屋の炊事場と食堂は増築したようで、天井には雨漏りの跡が見られましたが、それ以外は特に目立った傷みもなく、古民家としては状態は良さそうです。
離れは、昭和52年にお子さん用に新築したそうですが、結局誰も入居しないまま使用されていなかったとのこと。
本格的な調査はしていませんので、なんとも言えませんが、
最低限のリフォーム費用として、母屋で1,000万円程は考えておいた方がよさそうです。
また、松江市では、テレビ視聴（地上波も含め）やインターネット利用について、ケーブルテレビ（山陰ケーブルビジョン）の引き込みが必須になる場合もあります。
その際には、別途引き込み費用と月額の視聴料がかかります。
【周辺環境・生活環境】
・畑が広がる平坦な島で、島内には保育園、小学校、中学校、スーパーもあります。
・中海は、湖といっても海とつながっているため、塩分もあり、海水魚と淡水魚が棲んでいて、釣りのバリエーションも豊かです。
・お酒を飲むときは、車で米子か松江に出て、代行で帰ってくるか、家飲みか。
・島根には、いい日本酒がたくさんあります。海の幸も豊富で、「ノドグロ」が有名ですね。
・お米もおいしいです。
・大山（鳥取県）では夏は登山、冬はスキーを楽しめ、温泉もところどころに。
4日間県内を旅していると、島根いいなぁって気持ちがどんどん強くなっていくのが分かります。
別荘や保養所、研修所として使うには良いかもしれませんが、居住するとなると、問題は収入源の確保ですね。
日本橋にある、島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」では、雇用や定住支援を行っているそうです。
移住をお考えの方は、一度相談に行かれてみてはいかがでしょうか。
※所有権、都市計画区域外、景観区域外、現況渡（残置物の処分は売主負担）
※建物未登記です。
※ご内覧は、弊社でご案内することが難しいので、現地の不動産会社を紹介させていただきます。
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島根県 松江市 米子空港 古民家
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