上野毛の多摩美術大学の並びにある昭和46年築のヴィンテージマンション、上野毛ハイムです。
上野毛といえば、やはり国分寺崖線ですね。ガレージ賃貸ではおなじみの国分寺崖線。多摩川を眼下に、遠くに富士山を望む自然豊かな崖線は、かつては多くの財界人や著名人が居を構えた土地です。
上野毛駅からは、環八から多摩美術大学方面に歩いていく道もありますが、おすすめは駅前の通りを環八を渡ってまっすぐゆき、二つ目の角を右折してまっすぐ行く道。環八の喧騒を離れ、五島美術館前の冠木門や木々に囲まれた小路を静かに、途中の『ふじみ橋』から富士山を愉しみながら、歩いてゆけます。せたがや百景にも選ばれた道です。
『ふじみ橋』は両脇からにょきっと松が顔を出し、正面の富士山に向かって谷間を走る大井町線の姿がよかったのですが、二子玉川の再開発で、ビルが邪魔になってしまったのは残念です。時々、橋から富士山を眺めながら子供をあやしているお母さんやお婆さんを見かけると、こういう景色って大切にしたいなって思います。
上野毛ハイムは、五島美術館と多摩美術大学のちょうど交差点にあります。木々に囲まれ、まるで多摩美術大学と一体かのようです。
駒沢通りの反対側は瀬田1丁目。セントメリーズインターナショナルスクールや、広い敷地の邸宅が多い高級住宅街です。
崖線の坂の扇型の敷地に建つ、3棟からなる建物は、すべて階段室タイプでセンターインの間取り。
段上のスカイラインにグッときます。
片廊下タイプと違って、玄関を真ん中に南北にリビングと居室が振り分けられているため、玄関からリビング、玄関から寝室への動線が分かれ各室の独立性が高い間取りです。風通しが良いのも特徴です。
こちらのお部屋は、約18帖のリビングに、4畳半の小上がりの和室付です。2階ですので、遠くまで見渡せる眺望はありませんが、芝生の土手や生垣、梅や松といった木々が顔を出しています。
窓からの風景と、障子と畳、チェッカーガラス入りの室内扉のバランスが、これまたいいですね。リビングとバルコニーの間にある段差もアクセントになっていていいです。
玄関ドアやサッシは大規模修繕工事で新しくなっていました。
古いだけではなく、維持管理への意識が高く、尚且つ周りの環境もよいマンションだからこそのヴィンテージマンションです。
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上野毛 二子玉川 世田谷区 田園都市線 大井町線
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