前から気になってはいたのですが、なんとなく機会がなくて内覧しておりませんでした。昭和33年築の「原宿アパートメント」です。1958年です。
■その年の出来事
本田技研工業が、スーパーカブを発売
日清食品が、チキンラーメンを発売
東京タワー竣工
長嶋茂雄、4打席4三振デビュー
そして神宮前交差点のラフォーレの向かいにあるビルの前身は、
原宿セントラルアパートというマンションでした。現存すらしないけど、実は同じ昭和33年で同期なのです。
原宿アパートメントはがんばっております!
ちなみに同潤会青山アパートメントは大正15年築で、今の表参道ヒルズになっております。
次々に変わっていく街並みにで、このマンションは時代の証人なのです。
一冊の本を思い出しました。
「集合住宅の時間」という大月敏雄氏の著書があります。
その中でこんな一文が。。。
「時間が経つことは、価値が無くなっていくことである」という悲しい現実があるのである。
そのせいもあって、日本の都市は常に記憶喪失の危機に瀕している。
時間をかけた日々の暮らしの蓄積の中でこそ、住宅という建築物は評価され続けなければならないのではなか。
うーん。
原宿駅前から日本の復興、高度経済成長、バブル、失速。。
原宿アパートメントは今の世の中をどのように見ているのでしょうね。
前置きが長くなりましたが、室内は正直とても古いです。
ただ、どこに価値を見出すか。
あなたは、このマンションをどのように評価しますか?
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